皿山デザイン事務所の活動内容を報告します。
Activity report of the Office Sarayama design.
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5月29日は私の誕生日でした。それで、金曜日の夜だし、ちょっと映画館へ。と、半月前から計画していたんですが、どの映画にするかはもう、選択の余地はありませんでした。
学生の頃から大好きだった「スタートレック」が、29日より公開だと聞いてビックリ。あまり公開プロモーションも派手ではなかったので、気づくのにずいぶん遅かったです。映画のレビューみたいになりますが、一言で言えば「面白い!」でした。やっぱり並みのSFじゃないです。「スタートレック」。
(画像の日付は、アメリカの公開時期なので8日です)
学生の頃から大好きだった「スタートレック」が、29日より公開だと聞いてビックリ。あまり公開プロモーションも派手ではなかったので、気づくのにずいぶん遅かったです。映画のレビューみたいになりますが、一言で言えば「面白い!」でした。やっぱり並みのSFじゃないです。「スタートレック」。
(画像の日付は、アメリカの公開時期なので8日です)
*****
スタートレックの醍醐味は、「人間ドラマ」です。はっきり言います。ロボットや、宇宙船の戦闘シーン等、そういうものを期待してはいけません。宇宙というわけの分からない場所で、人類はいかに人間らしくいれるか、常識はもちろん、本能的なものすら違う生物と遭遇したとき、人間は人間の価値を認めることができるか。
科学的で論理的、まさに大人のための「宇宙ドラマ」です。私も本当にスタートレックの魅力が分かったのは随分大人になってからだったような気がします。「人のために命をかけることができるか」「自分の正しいと思うことを自信を持って行動できるか」「人として生き抜くためにはどうしたらいいか」そんな問いかけが、ものすごいスケールで降りかかってきます。
あと、もうひとつの魅力はそのデザインセンス。とにかく抑制されていて静か。そして無駄がない。あのコスチューム、宇宙船、その船内。家具や小物も未来感たっぷりで美しい。でも、ヒーローものが好きな子供たちはカッコイイとはいわないだろうなぁ。
スタートレックのアイコンとも言える「Mr.スポック」は、この話を知らない人でも、認知度が高いと思います。前髪パッツンで耳がとがり、眉毛はこめかみまで細くつりあがった、血の気のないあの顔です。話の中でも、一番厄介者です。論理的で感情がほとんどない(ように振舞っている)から。
どーして日本ではこの人だけが認知度が高いかというと、どうもDr.スランプアラレちゃんでパロディされていたからみたいですね。
SFとは“サイエンス・フィクション”。スタートレックの話の中からいろんな技術や考えが、世界に広まったのは有名な話です。例えば「携帯電話」。この発想はリストバンド型の通信機から来ているという話ですし、「CTスキャン」の発想も、レーザーガンのようなもので異常を見つける医療器具ですし、「ワープ航法」はこの話がお初のはずです。物質を遠隔地にビームで送る「転送機」なども、「ザ・フライ」なんかよりずっと先からありました。
あぁ、ものすごく語ってしまいました。今回はその新作、スタートレック。そのシリーズは40年以上も続き(1966から)、今まで14作以上の映画になっていますが、今回はそのすべての話の前史的な作品です。どこのシリーズでファンになった方でも、「おぉ。そういうことか」と楽しめる内容。もちろんまったく知らなかった人も純粋に楽しめるはずです(一緒に行ったヨメも「ものすごく面白かった!スコップ(スポック)さんカッコイイネ!」と絶賛)。最初のシリーズからスタートレックを観なおしたくなる映画になっています。
しかも…。あの 1作目のMr.スポックである俳優“レナード・ニモイ”さんが登場します…!!(上のスポックさんね)思わず「うぉお!」とどよめいてしまったんですが、他のお客さんもそのときばかりはドヨヨッとどよめいてましたので恥ずかしい思いはせずにすみました。
アクションやカメラワーク、VFXはさすが現代。どこまでもリアルで大迫力ですが、そんなのはどうでもいいわけです。スタートレックファン(トレッカーとかトリッカーとか言う時期があったらしい)は。話ですよ。話。ドラマ。やはりここでもたくさんの布石がちりばめられ、笑いもあれば絶望的に悲しい出来事もあります。心をゆさぶられます。個人的にはもっと人間くさくて、科学的でも良かったかとは思いましたが、とにかくペラペラとした名前だけの映画ではありませんでした。
ちょっとリンクを貼っておきます。スタートレック 日本語版はコチラ
こんなサイトもあったのでこれもどうぞ。パラマウント社のページ
私は、テレビドラマシリーズの中では、「スタートレック ネクストジェネレーション」が大好きでした。Mr.スポックは出てきませんが、データというアンドロイドがスポックさんとは違う味を出していて面白かった…。
そしてこのシリーズの船長、ジャン=リュック=ピカード船長がカッコイイ!パトリック=スチュワートさんという俳優さん。「XーMEN」では教授の役をしてましたね。知的なまなざしがとってもカッコイイ。この人がジェネレーションシリーズで大活躍。すこしコミカル。でもシブイ。このシリーズからスタートレックが大好きになりました。
ピカード船長カッコイイ!!
さらに魅力をもうひとつ。この物語に出てくる人種は、シリーズ1から東も西もなく様々。宇宙人もアンドロイドも獣っぽい生き物も。地球上の生き物の壁なんか宇宙に出たらまったく無関係。横一線の立場で物事が進みます。階級による上下関係などはありますが、実力主義です。コロコロと責任者が代わります。主人公の敵となる立場の人も、なにかしら理由があって対立します。このボーダレスでフェアな目線が私は大好きです。
科学的で論理的、まさに大人のための「宇宙ドラマ」です。私も本当にスタートレックの魅力が分かったのは随分大人になってからだったような気がします。「人のために命をかけることができるか」「自分の正しいと思うことを自信を持って行動できるか」「人として生き抜くためにはどうしたらいいか」そんな問いかけが、ものすごいスケールで降りかかってきます。
あと、もうひとつの魅力はそのデザインセンス。とにかく抑制されていて静か。そして無駄がない。あのコスチューム、宇宙船、その船内。家具や小物も未来感たっぷりで美しい。でも、ヒーローものが好きな子供たちはカッコイイとはいわないだろうなぁ。
スタートレックのアイコンとも言える「Mr.スポック」は、この話を知らない人でも、認知度が高いと思います。前髪パッツンで耳がとがり、眉毛はこめかみまで細くつりあがった、血の気のないあの顔です。話の中でも、一番厄介者です。論理的で感情がほとんどない(ように振舞っている)から。
どーして日本ではこの人だけが認知度が高いかというと、どうもDr.スランプアラレちゃんでパロディされていたからみたいですね。
SFとは“サイエンス・フィクション”。スタートレックの話の中からいろんな技術や考えが、世界に広まったのは有名な話です。例えば「携帯電話」。この発想はリストバンド型の通信機から来ているという話ですし、「CTスキャン」の発想も、レーザーガンのようなもので異常を見つける医療器具ですし、「ワープ航法」はこの話がお初のはずです。物質を遠隔地にビームで送る「転送機」なども、「ザ・フライ」なんかよりずっと先からありました。
あぁ、ものすごく語ってしまいました。今回はその新作、スタートレック。そのシリーズは40年以上も続き(1966から)、今まで14作以上の映画になっていますが、今回はそのすべての話の前史的な作品です。どこのシリーズでファンになった方でも、「おぉ。そういうことか」と楽しめる内容。もちろんまったく知らなかった人も純粋に楽しめるはずです(一緒に行ったヨメも「ものすごく面白かった!スコップ(スポック)さんカッコイイネ!」と絶賛)。最初のシリーズからスタートレックを観なおしたくなる映画になっています。
しかも…。あの 1作目のMr.スポックである俳優“レナード・ニモイ”さんが登場します…!!(上のスポックさんね)思わず「うぉお!」とどよめいてしまったんですが、他のお客さんもそのときばかりはドヨヨッとどよめいてましたので恥ずかしい思いはせずにすみました。
アクションやカメラワーク、VFXはさすが現代。どこまでもリアルで大迫力ですが、そんなのはどうでもいいわけです。スタートレックファン(トレッカーとかトリッカーとか言う時期があったらしい)は。話ですよ。話。ドラマ。やはりここでもたくさんの布石がちりばめられ、笑いもあれば絶望的に悲しい出来事もあります。心をゆさぶられます。個人的にはもっと人間くさくて、科学的でも良かったかとは思いましたが、とにかくペラペラとした名前だけの映画ではありませんでした。
ちょっとリンクを貼っておきます。スタートレック 日本語版はコチラ
こんなサイトもあったのでこれもどうぞ。パラマウント社のページ
私は、テレビドラマシリーズの中では、「スタートレック ネクストジェネレーション」が大好きでした。Mr.スポックは出てきませんが、データというアンドロイドがスポックさんとは違う味を出していて面白かった…。
そしてこのシリーズの船長、ジャン=リュック=ピカード船長がカッコイイ!パトリック=スチュワートさんという俳優さん。「XーMEN」では教授の役をしてましたね。知的なまなざしがとってもカッコイイ。この人がジェネレーションシリーズで大活躍。すこしコミカル。でもシブイ。このシリーズからスタートレックが大好きになりました。
ピカード船長カッコイイ!!
さらに魅力をもうひとつ。この物語に出てくる人種は、シリーズ1から東も西もなく様々。宇宙人もアンドロイドも獣っぽい生き物も。地球上の生き物の壁なんか宇宙に出たらまったく無関係。横一線の立場で物事が進みます。階級による上下関係などはありますが、実力主義です。コロコロと責任者が代わります。主人公の敵となる立場の人も、なにかしら理由があって対立します。このボーダレスでフェアな目線が私は大好きです。
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ヨウコさんへ
うんうん。面白かったよ〜^^スタートレックって、小さい頃の何かを感じさせるから、入り込みやすいのもあるのかなぁ。アラレちゃんみても思い出すからかな?(笑)
いいお父ちゃんだねぇ。わけわからなくても、その映像は心に残るから、絶対損はしないよね。私も子どもの頃父親といっしょに西部劇を観てた記憶があるのね…。うっすら。でも話はまったく知らなくて、最近知ったけど、西部劇ってけっこう敵討ち的な話が多いのね。多分、オトナになっては観ない話だね(笑)でもあの荒野の風景や、焚き火のシーンとか、大好きだなぁ。今でも。
お祝いありがとう^^v わざわざありがとうね。お互い楽しく充実した日々を過ごしていきましょう!
いいお父ちゃんだねぇ。わけわからなくても、その映像は心に残るから、絶対損はしないよね。私も子どもの頃父親といっしょに西部劇を観てた記憶があるのね…。うっすら。でも話はまったく知らなくて、最近知ったけど、西部劇ってけっこう敵討ち的な話が多いのね。多分、オトナになっては観ない話だね(笑)でもあの荒野の風景や、焚き火のシーンとか、大好きだなぁ。今でも。
お祝いありがとう^^v わざわざありがとうね。お互い楽しく充実した日々を過ごしていきましょう!
へ~
面白いらしね~!
新しいスタートレック。
親が、映画の内容関係なく、映画を子どもに見せる人だったので、内容ちんぷんかんぷんで、把握できてなかったけど、わりとリアルタイムで観てました。
今、自分で観直したら面白いだろうなぁ・・行ってみる。
公開日が誕生日ってうれしいね。
パソコンじゃないと、ここにコメント付けれないので、遅くなりましたが、誕生日おめでとう!
新しいスタートレック。
親が、映画の内容関係なく、映画を子どもに見せる人だったので、内容ちんぷんかんぷんで、把握できてなかったけど、わりとリアルタイムで観てました。
今、自分で観直したら面白いだろうなぁ・・行ってみる。
公開日が誕生日ってうれしいね。
パソコンじゃないと、ここにコメント付けれないので、遅くなりましたが、誕生日おめでとう!
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HN:
Hayashida Ryouhei
性別:
非公開
職業:
グラフィックデザイナー
趣味:
音楽、映画、バイク、芸術
自己紹介:
福岡南区でグラフィックデザインを個人営業中です。
Facebook、tuwitter、Tumblrでもリンクして掲載しています。
一日一筆を継続中です。
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